ビタミンB群の特徴

ビタミンの中でも種類が多いのがビタミンBです。
ビタミンBはもともと1から12までありましたが、あとになってビタミンでない物質も含まれていることが分かり、欠番となっています。このページでは、ビタミンB群の種類と、それぞれどんな働きをしているかを説明していきます。

ビタミンB群とは

ビタミンB群とは、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン(ビタミン3)、パントテン酸(ビタミン5)、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸(ビタミン9)、ビオチン(ビタミン7)の8種の総称です。
ビタミンB複合体とも呼ばれ、生体内では主に酵素を助ける補酵素として働きます。

ビタミンB1

ごはんなどの炭水化物(糖質)は、酵素の働きで分解されてエネルギーに変わります。
ビタミンB1はこの酵素が働くときに補酵素として働きます。
また、ビタミンB1はそのエネルギーで、脳や神経の働きを正常に保っています。

ビタミンB2

ビタミンB2はたんぱく質の合成に関与し、皮膚や毛髪などの細胞や体の成長のサポートをしたり、脂肪の燃焼するときにつかわれています。
また、過酸化脂質の分解を促進することで、体内の過酸化脂質の蓄積を防ぎ、がんや動脈硬化、高血圧などの予防をしています。

ビタミンB6

食物のたんぱく質を分解して体のたんぱく質を合成する過程で必要な酵素を助ける補酵素で、脳の神経伝達物質の合成を促進する作用もあります。

ビタミンB12

ヘモグロビンの合成にかかわり、葉酸と協力しあって正常な赤血球を作って「造血のビタミン」と呼ばれています。
また、DNAを合成するのを助け、神経細胞の機能を維持します。

ナイアシン

糖質や脂質がエネルギーに変わる時に必要な補酵素で、アルコールの分解もサポートしています。

パントテン酸

パントテン酸は体内でコエンザイムAとなりますが、コエンザイムAはエネルギーの代謝過程で働く酵素の補酵素となり、主に脂質代謝に関わります。
また、体はストレスが生じると、副腎皮質ホルモンを分泌して血糖値を上げ、ストレスに臨みますが、その副腎皮質ホルモンの合成にもかかわっています。

葉酸

DNAの合成に必要な成分で、胎児の健全な発育の為に特に重要です。
また、常に新しい赤血球を作る働きで貧血予防も担っています。

ビオチン

糖質やたんぱく質、脂質の代謝をサポートする酵素の補酵素として働いています。
また、皮膚の炎症を予防する成分でもあります。

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